「仕事の進め方のタイプ」が前回の結果と異なります

2021年4月16日更新

INSIDESの「仕事の進め方のタイプ」は6問という少ない質問数で判定しているため、まれに変わることがあります。特に、もともと特定のタイプの特徴が強くない中庸な方や、まだ仕事の進め方が固まっていない新人は変わりやすい傾向にあります。

タイプが変化する理由

前述の「もともと中庸」「新人で仕事の進め方が定まっていない」に加えて、以下のようなパターンがあります。

  • 上司のタイプや組織風土・仕事内容に影響されている
    何回か連続で創造重視だったのに、異動して急に秩序重視になっている場合など。複数回実施している場合は、変化前のタイプが本来のタイプである可能性が高いので、本人と会話しながら本来どのタイプなのかを見極められるとよいでしょう。
  • そのときのメンタリティの影響を受けている
    充実のときは「創造重視」、窮々になると「調和重視」になる(同じ気持ち重視だが、チャレンジする自信がなくなっている)など、そのときのメンタリティに多少影響を受ける場合があります。

変化した場合の読み取り方

多くの場合は、「創造重視」→「調和重視」や「調和重視」→「秩序重視」など、真逆ではなく共通点を持った形で変化します。その場合は、共通点の部分を重視して関わってください。

たとえば、「創造重視」→「調和重視」の場合は、どちらも「気持ち重視」のコミュニケーションですので、論理的に理詰めで話すのではなく、まずはメンバーの気持ちを聞いて共感する・自分の気持ちや感じ方を話す、などです。

各タイプの共通点と違いは、下図をご参考ください。

加えて、変化する=あてにならない、ではなく、なぜ変化したのか?をぜひご本人とも会話してみてください。背景をおさえることで、より本人の理解を深めることができます。本人を決めつける・判定するものではなく、理解を深めるためのきっかけや材料にしてお使いください。